9月21日(金)第4259回      翁  邦雄氏(法政大学大学院客員教授)

ここ数年、日本経済が置かれている内外環境には大きな変化が生じています。これらの環境変化と日本経済の長期的な問題点を踏まえながら、現時点で日本が直面している政策上の課題について検討します。

講師紹介

1951年生まれ。74年東京大学経済学部卒業し、日本銀行入行。83年シカゴ大学でPh.D取得。85年筑波大学社会工学系助教授。89年日本銀行金融研究所調査役。98年同金融研究所長。2009年から現職。主な著書に『金利と経済』(ダイヤモンド社 2017)、『経済の大転換と日本銀行』(岩波書店 2015)、『金融政策のフロンティア-国際的潮流と非伝統的政策』(日本評論社 2013)、『ポスト・マネタリズムの金融政策』(日本経済新聞出版 2011)、『金融政策』(東洋経済新報社 1993)がある。