2月26日第4149回  アジア成長研究所所長  八田  達夫

経済の新陳代謝を促す構造改革は成長戦略の中核です。安倍政権はこれまでにどんな改革を実現し、今後どんな改革に取り組むべきかを示します。特に、労働規制改革と地方創生のための改革の状況を明らかにします。

講師略歴

1943年生まれ。福岡県立小倉高校を経て66年国際基督教大学教養学部社会学科卒業。71年ジョンズ・ホプキンス大学大学院経済研究科経済学専攻博士課程修了。72年オハイオ州立大学経済学部助教授。75年埼玉大学教養学部助教授。80年ジョンズ・ホプキンス大学経済学部准教授を経て85年同大学経済学部教授。86年大阪大学社会経済研究所教授。97年同研究所所長。99年東京大学空間情報科学研究センター教授を経て2004年国際基督教大学教養学部国際関係学科教授。07年政策研究大学院大学学長を経て現在に至る。主な著作に『ミクロ経済学Expressway』(東洋経済新報社、2013)、『電力システム改革をどう進めるか』(日本経済新聞社、12)、『ミクロ経済学Ⅱ-効率化と格差是正』(東洋経済新報社、09)『ミクロ経済学Ⅰ-市場の失敗と政府の失敗への対策』(同、08)、『日本再生に「痛み」はいらない』(同、03)など。