4月15日(金) 第4156回  東京大学大学院教授  川島  博之

中国政府発表のデータは信頼性に欠けるとされますが、中国を理解するには政府が発表するデータは欠かせません。そのデータを多角的に分析することで中国の最新の実像に迫ります。

講師略歴
1953年東京都生まれ。77年東京水産大学卒業。83年東京大学大学院工学系研究科博士課程を単位取得後退任(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを経て現職。主な著書に『データで読み解く中国の未来』(東洋経済新報社、2015)、『データで読み解く中国経済』(東洋経済新報社、2012)、『「戦略」決定の方法』(朝日新聞出版、2012)、『「作りすぎ」が日本の農業をダメにする』(日本経済新聞社出版、2011)、『「食糧危機」をあおってはいけない』(文藝春秋、2009)など。