1月15日(金) 第4143回  さわかみホールディングス代表取締役   澤上 篤人 氏

アベノミクスで日本のような成熟経済を国が引っ張るには無理があり、国の借金が膨れ上がるだけです。むしろ個人マネー834兆円の10%でも、長期投資を通して経済にまわすことです。「投機の時代」の終焉などを検証します。

講師略歴

1947年生まれ。70年愛知県立大学外国学部卒業。73年ジュネーブ大学付属国際問題研究所修士課程修。この間、70年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルでアナリスト兼アドバイザ74年山一証券嘱託、80年スイス・ピクテ銀行日本代表、86年ピクテジャパン代表取締役社長、96年わかみ投資顧問(現さわかみ投信)代表取締役、2011年同社代表取締役会長兼最高投資責任者。13年社取締役会長。主な著書に『国債が暴落しても個人投資家は平気だよ』(日経BP、2015)、『2020年に差がつく長期投資』(産経新聞出版、2014)、『金融の本領』(中央経済社、2012)、『お金を「まわす」けでいい!長期投資が日本を元気にする』(KKベストセラーズ、2012)など。