11月13日(金) 第4136回  慶應義塾大学大学院教授      小林 良彰 氏

小林良彰

2012年に政権復帰した安倍自民党は、安保関連法案成立やTPP大筋合意と懸案の政治課題を処理。一方、アベノミクスによる脱デフレや成長戦略はまだ十分な成果がありません。来年の参院選に向け、日本の政治経済を見通します。

講師略歴

1954年東京都生まれ。1977年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、82年同大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。ミシガン大学、プリンストン大学、カリフォルニア大学バークレー校、ケンブリッジ大学ダウニング校などで研究教育に従事。2011年より日本学術会議副会長。専攻は政治過程論、公共政策論、公共選択論、現代政治分析。近著に『政権交代― 民主党政権とは何であったのか』 (中公新書、12)、『制度改革以降の日本型民主主義―選挙行動における連続と変化』(木鐸社、08)、『選挙・投票行動』(東京大学出版会、00)、『日本人の投票行動と政治意識』(木鐸社、97)、『現代日本の政治過程―日本型民主主義の計量分析』(東京大学出版会、97)、『選挙制度―民主主義再生のために』(丸善、94)。