7月3日(金) 第4122回    野村総合研究所顧問  増田 寛也氏

増田寛也

昨年「地方消滅」を公表しましたが、勝ち組とみられる東京圏も急激な高齢化、特に介護の崩壊という危機を迎えています。この問題の処方箋について解説します。

講師略歴

1951年東京生まれ。77年東京大学法学部卒業、建設省入省。河川局企画官、建設経済局調整官などを経て95年岩手県知事当選、2003年全国初のマニフェストを掲げて3選。07年4選不出馬で満期退任。07~08年安倍改造内閣、福田・福田改造内閣で総務相・地方分権改革相。09年4月より内閣官房参与兼安心社会実現会議事務局長。この間、全国自治会・地方分権推進特別委員長、新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)副代表、知事・市町村長連合会議座長など歴任。09年6月野村総合研究所顧問。近著に『地域主権の近未来図』(共著、朝日新書、10)、『開け!街のシャッター』(共著、東京市政調査会、08)、『日本の知事に問う』(共著、言論NPO、07)。