6月19日(金) 第4120回 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 山下 一仁氏

山下一仁

TPP交渉の現状と見通しに加えて、アベノミクスの農業改革についても分析します。そのうえで、日本農業が持つ大きなポテンシャルを伸ばすためには、どのような農政改革が必要なのかを論じます。

講師略歴

1957年生まれ。77年東京大学法学部卒業。同年農林省入省。82年ミシガン大学行政学修士、同大学応用経済学修士。94年農水省ガット室長、95年(在ベルギー)EU日本政府代表部参事官、98年農水省地域振興課長、2001年食糧庁総務課長、02年農水省国際部参事官、OECD農業委員会副議長、05年東京大学より博士号(農業)取得、07年農水省農村振興局次長、08年(独)経済産業研究所研究員、09年8月キヤノングローバル戦略研究所客員研究員を経て現職。主な著書に『農協解体』(宝島社、2014)、『日本の農業を破壊したのは誰か~「農業立国」に舵を切れ』(講談社、2013)、『TPPおばけ騒動と黒幕~開国の恐怖を煽った農協の遠望』(オークラ出版、2012)、『農業ビッグバンの経済学』(日本経済新聞出版社、2010)、『国民と消費者重視の農政改革』(東洋経済新報社、2004)がある。