11月21日(金)第4093回  東短リサーチ社長 加藤 出氏  

加藤出

日銀の異次元緩和策は、国債市場の機能不全、過度な円安など弊害をもたらしていますが、米英の中央銀行と異なり出口はまだまだ遠い。この政策の先行きに何が待っているのか論点を考察します。

 

講師謝礼

1965年生まれ。1988年横浜国立大学経済学部卒業後、東京短資㈱入社。金融先物、CCD、CPなど短期市場のブローカーとエコノミストを兼務。2002年東短リサーチ取締役チーフエコノミスト。同年から大和総研アメリカ、ライトソンICAP(FRB watching専門のシンクタンク)客員研究員、09年中央大学商学部兼任講師、13年2月より現職。主な著書『バーナンキのFRB ―知られざる米中央銀行の実態とこれからの金融政策』(共著、ダイヤモンド社、2006)、『メジャーリーグとだだちゃ豆で読み解く金融市場 ―No.1日銀ウォッチャーが語る金融・為替政策の真実』(ダイヤモンド社、2004)、『新東京マネーマーケット』(有斐閣、共著、2002)、『日銀は死んだのか?―超金融緩和政策の功罪』(日本経済新聞社、2001)