10月24日(金) 第4089回  第一生命経済研究所首席エコノミスト 熊野英生氏

熊野英生

目下の消費増税は、6年後を目途にした財政再建完遂の一里塚です。今後わが国人口は、20歳代が5%減、60歳代も15%減。70歳以上は20%増になります。はたしてこの状態で長期展望が描けるのかを分析します。

講師略歴

1967年山口県生まれ。90年横浜国立大学経済学部卒業後、日本銀行入行。調査統計局、情報サービス局を経て、2000年退職後、第一生命経済研究所入社、主席エコノミスト。近著に『本当はどうなの? 日本経済 ―俗説を覆す64の視点』(日本経済新聞出版社、12)『バブルは別の顔をしてやってくる』(日経プレミアシリーズ、10)、『3時間でつかむ金融の基礎知識』(明日香出版社、09)、『デイトレのリアル!』(洋泉社、06)、『籠城より野戦で挑む経済改革』(東洋経済新報社、03)、『どうすればリスクに強くなれるか』(近代セールス社、02)。