10月17日(金) 第4088回 文化学園大学服装学部准教授 白井 聡氏
戦後の石橋湛山政権は不運にも短命に終わりました。替わった岸信介により、日米安保条約を準対等化して永続敗戦レジームが打ち固められました。この戦後の流れに湛山がいかに抗したか、その思想と行動を考察します。
講師略歴
1977年東京都生まれ。2001年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。06年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得。10年2月一橋大学博士(社会学)。早稲田大学非常勤講師などを経て文化学園大学助教。15年から京都精華大学人文学部総合人文学科専任教員に就任予定。主な著作に『永続敗戦論-戦後日本の核心』(太田出版、13)。