第4510回      吉野   彰氏(旭化成名誉フェロー)

講師紹介
1948年1月30日 大阪生まれ、1966年3月 北野高校を卒業後、同年4月,京都大学工学部石油化学科に入学。1972年3月 京都大学大学院工学研究科 石油化学専攻 修士課程修了後、同年4月  旭化成工業株式会社(現、旭化成株式会社)入社。、主として機能性高分子等の研究開発業務に従事、1981年から新型二次電池の研究に着手。し、1985年にリチウムイオン二次電池を発明。1992年 に東芝との合弁会社㈱エイ・ティーバッテリーの設立に携わり、リチウムイオン二次電池を事業化。受賞歴この業績に対し国内、国外の団体から多くの賞を受賞し、2004年度には紫綬褒章、2013年にロシアのGlobal Energy Prize(ロシア)、2014年に米国のNational Academy Charles Stark Draper Prize(米国),2019年 6月 国際科学技術財団の日本国際賞,同年11月 文化勲章,文化功労者,同年12月 ノーベル化学賞を受賞。2023年12月にはVinFuture財団「VinFuture Grand Prize」受賞。現在、旭化成株式会社 名誉フェロー、技術研究組合 リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC) 理事長、名城大学 終身教授・特別栄誉教授、九州大学栄誉教授、工学博士(大阪大学)