米国の金融引き締め政策の余波で、米ドルの新興国から米国への還流が始まり、新興国通貨の下落など世界同時好況に暗い影が差し始めています。加えて、米中貿易戦争など、保護主義の高まりが、世界の通商に大きなマイナス要因にもなり始めました。その一方でITとインターネットの発展は、金融サービスを大きく変容させつつあります。なかでも、ビットコインの普及と結びついたインターネットサービスの拡大は、世界の経済社会で起きている革命的変化の核心であると言えます。しかもそれが米中の覇権争いの最大の焦点でもあります。本日はビットコインと資本主義の将来を岩井克人先生に解読していただきます。

*中部経済倶楽部 1月の定例講演会は29日(火)が加藤出・東短リサーチ社長(会場:名古屋国際ホテル)、2月は12日(火)が渡部恒雄・笹川平和財団上席研究員(同:名古屋国際ホテル)、26日(火)が国際金融マーケット研究家の豊島逸夫氏(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加下さい。

*映画鑑賞会  本日は米国映画『黄金の腕』です。監督:オットー・プレミンジャー 主演:フランク・シナトラ エリノア・パーカー   上映時間119分。午後2時40分頃開始します。