長期にわたる経済の停滞が続いたことで、もはや日本の成長は期待できないという悲観的な見方が広がりつつあります。人口が減少しても、生産性を高めることで成長は可能だという論理は正しいとしても、前向きな投資を逡巡する企業の行動が変わらなければ、生産性の向上は実現しません。新たな成長を生み出す投資機会をどこに求めたらいいのか。閉塞する日本経済の突破口を見つけるために必要なのはお題目ではなく、具体的な投資機会の提示です。特に政府が掲げる観光立国を実現するためには、日本社会の閉鎖性と後進性を打破する新たな手立てが求められます。本日は日本の文化財保護に一石を投じたアトキンソン氏に、日本経済の現状を打破する新たな所得倍増論を語っていただきます。
*事業所見学会について
先にお知らせしました事業所見学会開催日とご昼食場所が変更になりました。新しい開催日とご昼食場所は以下の通りです。
開催日:6月21日(水)
見学先:今回は野田市にあるキッコーマン「もの知りしょうゆ館」をメインとして、終戦時の首相、鈴木貫太郎氏の記念館やアサヒビールの茨城工場を訪問します。
ご昼食:懐石「あた宕」(江戸時代後期から醤油醸造を始めた茂木房五郎氏(キッコーマン創業家一族)の旧宅です。屋敷見学後、懐石料理をご賞味頂きます。現在、国の登録有形文化財になっています。 野田市野田721 ℡ 04-7126-6711)*希望者は事務局まで
*中部経済倶楽部 5月は16日(火)が「コリア・レポート」編集長の辺真一氏(会場:東京第一ホテル錦)、22日(月)が武者リサーチ代表の武者陵司氏(同:名古屋栄東急REIホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。
*映画鑑賞会 4月からは西部劇名画特集です。5月12日はジェームズ・スチュアート主演の『怒りの河』です。開始は14時40分。上映時間は92分です。