社会保障改革の最大のイシューは増え続ける医療費をどう抑制するかです。高齢化が加速する中で、どうしたら無駄な医療を省き、国民が本当に必要とする医療が確保できるのか。終末医療における高額医療費の問題や疾病を減らして医療費を減らすはずだった健康診断が、かえって不必要な投薬の増加をもたらしています。一方で地域医療の疲弊や医師の偏在など、現実とかい離した、医療制度の欠陥は拡散し続けています。しかし、一般市民にとっては、問題の所在すらつかみづらいのが医学と医療の世界です。本日は早くから医学界の問題について警鐘を鳴らしてこられた和田先生に、現在の医学界の問題がどこにあり、どうすれば問題が解決するのかをお話しいただきます。
*中部経済倶楽部 6月の講演会は9日(木)が山下一仁・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹による「日本農政と農業のゆくえ」(同:名古屋国際ホテル)、27日(月)が河野龍太郎・BNPパリバ証券チーフエコノミストの「ここからの日本経済をどうみるか」です。ご都合のつく方はご参加ください。
*映画サロン 14:40開始予定。3月からの新企画は「歴史に残る名画」シリーズです。講演終了後、ホールにて。6月3日はオードリー・ヘップバーン主演の『ローマの休日』です。上映時間は118分間。
*回数券販売場所の変更 3月11日より、講演会時のお弁当とコーヒーの回数券販売場所を変更しました。これまではクロークでの販売でしたが、現在は談話室(旧レストラン)のカウンターで行っていますので、よろしくご了解頂きますようお願い申し上げます。