景気の低迷が続く中で、円高・株安が進行し、アベノミクスに対する失望が広がっています。中国経済の減速やEUの金融不安再発など、外部要因の悪化が響いていることもあります。しかし、同時にマイナス金利という禁じ手に踏み込んだにも関わらず、その効果が見えない金融政策に対する不信感の醸成も見逃せません。来るべき国政選挙を控えて、財政の出動や消費税率引き上げの延期など、選挙対策とも受け取られかねない政策発動も取りざたされています。不透明感を増す国際情勢の中で、日本経済に活路はあるのか。伊藤先生に内外経済の行方を読み解いていただきます。

*中部経済倶楽部 5月の講演会は10日(火)が現代中国研究家の津上俊哉氏(同:名古屋国際ホテル)、25日(水)が武者リサーチの武者陵司代表による「内外経済動向と株式市場」を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画サロン 3月からの新企画は「歴史に残る名画」シリーズです。講演終了後、ホールにて。第8回目の22日はマレーネ・ディートリッヒ主演の『モロッコ』です。上映時間は91分間。なお、映画の開始時間は14:40(講師によって延びる場合もあります)とさせて頂きます。

*回数券販売場所の変更について 3月11日より、講演会時のお弁当とコーヒーの回数券販売場所を変更しま

した。これまではクロークでの販売でしたが、今後は談話室(旧レストラン)のカウンターで行っています

ので、よろしく了解頂きますようお願い申し上げます。