米国大統領選挙の予備選挙がいよいよ佳境に入ってきました。なんといっても注目は共和党の候補者選びの先頭を走るトランプ氏です。過激でいささか品の無い言動が、多くの知識人の眉を顰めさせている一方で、これまで政治に失望していたアメリカの庶民の支持を広げています。しかし、ドナルド氏が本当は何をしたいのかは、実はまだ見えていないのです。予備選で何を発言しても、そのことで大統領になった後の行動が縛られることはないとも言われます。とすれば、ここまでの言動は実は計算された演出にすぎないのかもしれません。多くの専門家が、結局、ドナルド氏は候補には選ばれないと指摘してきましたが、果たしてそうなのか。今は自信を持ってそう言い続けている人は少なくなりました。そしてヒラリー氏が選ばれるとの見方も絶対ではなくなりました。本日は中岡さんに今回の米国大統領選をどう読んだらいいかを解説していただきます。
*中部経済倶楽部 4月の講演会は5日(火)が小幡績・慶應義塾大学大学院準教授の「ここからの日本経済をどう見るか」(同:東京第一ホテル錦)、21日(木)が田中秀征・元衆議院議員の「最近の政治、経済について」(同:名古屋国際ホテル)を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。
*映画サロン 3月からの新企画は「歴史に残る名画」シリーズです。講演終了後、ホールにて。第5回目の1
日はゲーリー・クーパー主演の『武器よさらば』(1932年)です。上映時間は79分間。なお、映画の開始時間は14:40(講師によって延びる場合もあります)とさせて頂きます。
*回数券販売場所の変更について 3月11日より、講演会時のお弁当とコーヒーの回数券販売場所を変更しま
した。これまではクロークでの販売でしたが、今後は談話室(旧レストラン)のカウンターで行っています
ので、よろしく了解頂きますようお願い申し上げます。