西側で「アラブの春」と呼ばれた中東の民主化運動は、結果として、この地域に深刻な混乱を呼び起こすものでしかありませんでした。独裁体制の下で封印されてきた民族対立と宗教対立があらわになったほか、大国の介入によって翻弄されてきたアフガニスタンとイラクを足場としたテロ組織の流入が、混乱にさらに拍車をかけています。西側諸国の軍事介入は、この地域の安定には何の成果もあげていません。国家の破綻によって溶解した中東は今後どうなっていくのか。本日はこの地域に詳しい三名の専門家の方々をお呼びし、多面的に中東問題を解き明かしていただきます。

*中部経済倶楽部 2月の講演会は22日(月)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏による「ここからの国際金融情勢について」、3月は8日(火)が資源・食糧問題研究所の柴田明夫氏による「原油、資源動向について」、23日(水)が経済評論家の山崎元氏の「ここからの日本経済と資産運用」を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*ご講演後の懇談について ご講演後の講師と第三会議室でご懇談頂けます。講師が残れない場合は柴生田理事長を交えてご懇談ください。着席用の椅子に限りがあるうえ、多くの方にご参加頂くため、先着5名、原則お1人1回/月までとさせて頂きます。受付にてお申し出ください。

ホール、会議室のご利用について 集まりの性格や予算に合わせ、対応させていただきます。事務局・横谷もしくは岩崎へお尋ねください。