安倍総裁の再選が無投票で決まり、政権は新たなステージに入りました。安全保障関連法案の成立とそれに伴う支持率の低下を受けて、安倍首相は改めて経済最優先を打ち出し、「新三本の矢」を発表しました。日本は現在、高齢化が進む一方で、多額の財政赤字の垂れ流しが続き、膨大な公的債務残高が積みあがっています。こうした現実を打開するには、潜在成長率を引き上げることが不可欠です。超金融緩和によってマネーは膨大に存在しても、それを利用する投資が拡大しなければ、新しい成長軌道への転換は期待できません。高い技術力とアイデアで新しい高付加価値の商品や新しい産業システムを生み出すことができなければ、強い日本経済の復活は望めないでしょう。本日は伊藤先生に、持続的な企業価値創造のために何が必要かを解き明かしていただきます。

中部経済倶楽部 定例講演会は10月8日(木)が飯田 泰之・明治大学政経学部准教授で「ここからの日本経済の見通し」(会場:名古屋国際ホテル)、10月20日(火)が「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏で「最新の政治情勢分析」(同:東急REIホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

映画サロン 10月は「可愛いあなたにメロメロ~赤ちゃん」特集。2日(金)はトム・セレック主演の「スリーメン&ベイビー」です。講演終了後、ホールにて。

ご講演後の懇談について ご講演後の講師と第三会議室でご懇談頂けます。講師が残れない場合は柴生田理事長を交えてご懇談ください。着席用の椅子に限りがあるうえ、多くの方にご参加頂くため、先着5名、お1人1回/月までとさせて頂きます。受付にてお申し出ください。

ホール、会議室のご利用について 集まりの性格や予算に合わせ、対応させていただきます。事務局・横谷か岩崎へお尋ねください。

図書のご利用について  事務局入口の書棚に講演録で書評された図書があります。貸し出しを行っております。希望者は、ノートにご記帳ください。