一時は大騒ぎだったウクライナ問題ですが、最近はメディアの露出が減り、忘れられてしまったかのような今日この頃です。一方の当事者であるロシアは、依然として強硬姿勢を崩さず、中国との関係改善の動きも取りざたされています。「新冷戦」の時代が来たかのような言説も一部には見られますが、実態を冷静に分析することなく、こうした言葉をもてあそぶのはいかがなものかという気もします。こうした中で、一時は解決の道筋が見えたかに思われた日露関係の正常化はどこに行ったのか。プーチン大統領の来日の話が再びささやかれています。本日は石川氏に見えにくいロシアの実態を分析していただきます。
事務局便り 2015.06.05号
2015.06.04