お知らせ
2019.05.17
事務局便り 2019.5.17
トランプ政権によるイスラエル大使館のエルサレム移転や対イラン政策の転換などが、ただでさえきな臭い中東情勢をより混迷に導いています。選挙を控えたイスラエル政権の強硬政策や、軍事力を誇示するサウジアラビアの介入政策も攪乱要因 ...
2019.05.10
事務局便り 2019.5.10
90年代以降の日本を、「失われた20年」、あるいは「失われた30年」と呼び、日本経済の停滞を論ずるたくさんの論や著作が世に出ました。中でも多くの日本人に衝撃を与え、高い支持を得たのが、2010年に出版された藻谷氏の『デフ ...
2019.04.23
事務局便り 2019.4.26
平成天皇は、平成の時代が戦争のない時代であったことに言及されました。確かに日本は自ら闘うと言う選択をすることなく、30年間にわたって平和を享受してきました。しかし、厳密にいえば、日本は世界の戦争と全く関わってこなかったわ ...
2019.04.18
事務局便り 2019.4.19
90年代のバブル崩壊以後の日本経済は、一貫して低成長に甘んじてきました。小泉内閣時代と第二次安倍政権下では、二度にわたって長期に及ぶ景気拡大を実現しましたが、いずれも成長率は低く、共に実感の伴わない好景気とされました。世 ...
2019.04.11
事務局便り 2019.4.12
安倍晋三首相が憲法改正と並ぶレガシーとしてこだわり続けてきた北方領土問題の解決は、依然として進展が見られません。日本政府の方針は、これまでの四島一括返還から二島先行返還と平和条約締結に傾いているように見えます。しかし、「 ...
2019.04.05
事務局便り 2019.4.5
いよいよ今月末をもって平成が終わります。4月1日には政府から5月以降の新元号も発表されました。平成天皇が自ら希望された「生前退位」が、刻々と近づいています。天皇の崩御による退位と改元が国民生活の混乱を伴った30年前の経験 ...
2019.03.28
事務局便り 2019.3.29
世界経済に深刻な懸念をもたせしていた米中貿易戦争は、紛争の長期化を回避したい思惑の一致から近い将来手打ちとなる公算が強くなってきました。相互に緊密な経済依存関係を築いていた米中にとって、この不毛な貿易戦争は、双方にとっ ...
2019.03.28
事務局便り 2019.3.22
年が明けて史上最長の景気拡大達成もつかの間、景気の先行きにはにわかに暗雲が垂れこみ始めています。米中貿易戦争の余波から日本の輸出動向を左右する中国向け輸出に減退傾向が鮮明になってきているからです。そのため企業の景況感は ...
2019.03.13
事務局便り 2019.3.15
低成長ながら景気の拡大が続いてきた日本経済ですが、いよいよ景気腰折れのリスクが高まっています。インフレ目標を達成できずに、超金融緩和政策からの出口を見いだせないまま景気後退が鮮明になれば、あとは消費増税の延期と財政投入し ...
2019.03.07
事務局便り 2019.3.8
米朝首脳会談がなんの成果も残すことができないまま物別れに終わりました。制裁緩和に向かって必死にすがった金正恩よりも、すげなく振舞ったトランプの方が一枚も二枚も上手だったと言えるかも知れません。朝鮮半島の非核化は少しも進展 ...