米国経済がバブルの様相を呈する中で、米中貿易戦争の一次休戦はありましたが、世界経済の調整局面入りは、いずれ避けられないでしょう。EUもドイツ経済が変調をきたす中で、英国の離脱が決まるなど、難しい年になりそうです。減速が濃厚になっている中国経済も政府の必死のテコ入れが続きますが、前途は楽観できません。保護主義の高まりは世界の通商の縮小をもたらすリスクを高め、経済の沈滞を一層促進するかも知れません。超金融緩和政策の継続にも関わらず、低成長から抜け出せない日本経済は、こうした世界経済の環境悪化の中で、どのような展開をしていくのか。本日は高橋教授に2020年の日本経済を読み解いて頂きます。

*中部経済倶楽部 2月は4日(火)が現代中国研究家の津上俊哉氏(会場:名古屋国際ホテル)、17日(月)が笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏(同:名古屋国際ホテル)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会 本日はアルフレッド・ヒッチコック監督 ジェームズ・スチュアート主演の『ロープ』です。上映時間80分。午後2時40分頃開始します。