トランプ政権の重要政策の具体化は来年にずれ込みそうです。一方、習近平政権も秋の党大会を控え、今は安定第一ですが、二期目の新政策の仕込みが始動。米中両大国の行方を過去三カ月のワシントン滞在の知見を交えて展望します。
講師紹介
1957年生まれ。75年東京教育大学付属高校を卒業し東京大学法学部入学。80年同大学卒業し通商産業省に入省。94年通商政策局公正貿易推進室長、96年在中国日本大使館経済部参事官、2000年通商政策局北東アジア課長、02年経済産業研究所上席研究員、04年東亜キャピタル(株)取締役、12年津上工作室代表。主な近著に『巨龍の苦闘 中国、GDP世界一位の幻想』(角川新書、2105)、『中国停滞の核心』(文春新書、2014)、『中国台頭の終焉』(日本経済新聞出版社、2013)がある。