1月20日(金)第4188回 慶應義塾大学法科大学院教授 庄司 克宏氏
英国のEU離脱、米国のトランプ大統領当選により、欧州懐疑派政党の勢力が台頭する中で、2017年にはEUの創立メンバーである蘭仏独で国政選挙があります。その結果によるシナリオを想定し、今後のEUを展望します。
講師紹介
1957年生まれ。80年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。83年同政治学科卒業。85年同大学院法学研究科修士課程修了。90年同博士課程単位取得退学。二松学舎大学専任講師、同助教授、横浜国立大学大学院助教授、同教授を経て現在、慶応義塾大学法科大学院教授(Jean Monnet Chair)。1996~97年 ケンブリッジ大学客員研究員、2001年欧州大学院客員研究員。主な著書に『EU法-基礎編』(岩波書店、2003)、『EU法-政策編』(岩波書店、2003)、『欧州連合-統合の論理とゆくえ』(岩波新書、2007)がある。