アベノミクスの最終的な成否は、日本経済が成長力を取り戻すことができるかどうかにかかっています。しかし現実には、日本の潜在成長率は政策のテコ入れにも関わらず、むしろ低下の一途をたどっています。これは、成長機会への投資が一向に高まらず、技術革新も進んでいないことの現れであると言えるでしょう。いまの日本に必要なのは、何よりも企業家精神の涵養であり、発露であるといえるのではないでしょうか。世界にまだ存在しないものを作るという企業家精神こそが日本の新しい地平を切り開くはずです。本日は、ミドリムシの事業化によって、世界の食糧問題やエネルギー問題の解決に一石を投じたべベンチャー企業の雄、ユーグレナの代表である出雲充氏のお話をうかがいます。

*中部経済倶楽部 10月の講演会は12日(水)が経済ジャーナリストの浪川攻氏(会場:名古屋国際ホテル)、26日(水)が東洋英和女学院大学客員教授の中岡望氏(同:東京第一ホテル錦)です。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画鑑賞会を再開します 映写機器の復旧作業が終わりましたので、本日から映画鑑賞会を再開します。本日はジーン・ケリー主演の『雨に唄えば』です。14:40開始。上映時間は101分です。