9月16日(金)第4172回 BNPパリバ証券チーフエコノミスト 河野 龍太郎氏
アベノミクスの最大の成果は円安誘導による株高ですが、過去2年間を見ると、円安で民間の購買力は低下し輸出企業の業績は好転しました。過去四半世紀にわたるこうした企業最優先政策の是非を問います。
講師紹介
1964年愛媛県生まれ。87年横浜国立大学経済学部卒、住友銀行入行。68年大和投資顧問(現大和住銀投信投資顧問)、94年米国駐在エコノミスト。97年第一生命経済研究所上席主任研究員、2000年BNPパリバ証券チーフエコノミスト、現在、経済調査本部長兼務。著書に『円安再生』(東洋経済新報社、03)、共訳書にブラインダー『金融政策の理論と実践』(同、99)、クルーグマン『通貨政策の経済学』(同、98)。