自由主義とリベラリズムとは本来は同義であったはずですが、日本においてはリベラルという言葉が左翼的な考えを指す言葉として定着してしまつたために、リベラリズムという言葉も本来の意味が曖昧になり、誤解にまみれてしまっているように思われます。本来、経済的自由主義は、規制や国家管理から自由な市場経済を意味していたはずですし、政治的自由主義も国家の関与を前提とする社会主義とは異質のものであるはずです。日本においては、革新勢力も保守勢力もともに官僚支配を許容することが多く、真のリベラリズムは成熟して来なかったと言えるでしょう。本日は本来のリベラリズムと安保法制について、井上先生に解き明かしていただきます。

 

*中部経済倶楽部 
2月の講演会は22日(月)が国際金融問題研究家の豊島逸夫氏による「ここからの国際金融情勢について」、3月は8日(火)が資源・食糧問題研究所の柴田明夫氏による「原油、資源動向について」、23日(水)が経済評論家の山崎元氏の「ここからの日本経済と資産運用」を予定しています。ご都合のつく方はご参加ください。

*映画サロン 2月の特集は「銀幕の美女たち-最終章」です。2/12はローレン・バコール主演の「風と共に散る」です。講演終了後、ホールにて。

*ご講演後の懇談について ご講演後の講師と第三会議室でご懇談頂けます。着席用の椅子に限りがあるうえ、多くの方にご参加頂くため、先着5名、原則お1人1回/月までとさせて頂きます。受付にてお申し出ください。

ホール、会議室のご利用について 集まりの性格や予算に合わせ、対応させていただきます。事務局・横谷もしくは岩崎へお尋ねください。