3月11日(金) 第4151回  (財)日本再建イニシアティブ理事長  船橋 洋一

グローバル化によるディスラプション(分裂)、地政学の逆襲と「自由で開放的な国際協調主義」の揺らぎ、中道政治の空洞化・・・今こそ自由主義を思想軸に据える時との視点から論じます。

講師略歴
1944年 北京生まれ。東京大学教養学部卒。68年朝日新聞入社。75年から76年まで米ハーバード大学ニーメンフェロー、朝日新聞北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長を経て、2007年から2010年12月まで朝日新聞社主筆。この間、87年、米国際経済研究所客員研究員、92年慶應義塾大学で法学博士号取得、2005年から06年、米ブルッキングス研究所特別招聘スカラー。11年9月から日本再建イニシティブ財団理事長。主な著作に『湛山読本』(東洋経済新報社、15)、『検証 日本の「失われた20年」』(東洋経済新報社、15)、『カウントダウン・メルトダウン』(文芸春秋、13)、『新世界 国々の興亡』(朝日新聞社、10)、『同盟漂流』(岩波書店、1998)、『通貨烈々』(朝日新聞社、88)、『内部-ある中国報告』(朝日新聞社、83)がある。『冷戦後の世界と日本』(講談社、91)などで石橋湛山賞を受賞。