9月11日(金) 第4127回 広島大学平和科学研究センター長、元国連大使 西田 恒夫氏
世界は今、災害や紛争が絶えず、「唯一の大国」米国も政治リーダーの役割を担いきれません。こうした危機に歴史は二つの道を提示しています。グループを造るか、独善的国家主義に向かうかです。日本の選択肢は何かを論じます。
講師略歴
1947年生まれ。東京大学法学部在学中に外務上級試験に合格。70年東京大学法学部卒業し外務省に入省。86年欧亜局東欧課長、87年条約局法規課長、89年在アメリカ日本大使館参事官、92年大臣官房報道課長、93年欧亜局ロシア課長、99年在ロサンゼルス総領事、2001年経済協力局長、02年大臣官房、総合外交政策局長、05年外務審議官(政策担当)、10年国連大使(特命全権大使、国際連合日本政府常駐代表)、13年スカパーJSAT株式会社顧問を経て現職。公益財団法人広島平和文化センター評議員兼務。