5月29日(金) 第4117回 東京大学大学院教授 高原 明生氏

習近平政権による腐敗取締りの強化は幹部たちを震え上がらせていますが、懸案の中国経済はアジアインフラ投資銀行やシルクロード構想に活路を見出せるのか。習近平政権にとって試練の年を分析します。

講師略歴

1958年神戸市生まれ。81年東京大学法学部卒業。英Sussex大学開発問題研究所博士課程修了。桜美林大学助教授立教大学教授を経て2005年より現職。著訳書に『日中関係史』(共著、有斐閣アルマ、13)、『「領土問題」の論じ方(共著、岩波ブックレット、13)、『日中関係史1972‐2012〈1〉政治』(共編著、東大出版会、12)、『10年後の中国(共監修、講談社、11)、『中日関係史1978‐2008』(監訳、東大出版会、09)、『現代アジア研究〈1〉越境』(共編著、慶大出版会、08)『毛沢東、鄧小平そして江沢民』(共編著、東洋経済新報社、99)など。海上保安庁政策アドバイザー新日中友好21世紀委員会秘書長など兼務。