5月15日(金) 第4115回 東京大学大学院教授 吉川 洋氏
日本経済の現状を概観した後、格差、財政赤字、デフレ、為替レートなど様々な問題を検討。人口減少の下でも経済成長は可能という立場から日本経済の将来を展望し、イノベーションの役割を強調します。
講師略歴
1951年生まれ。70年東京教育大学付属駒場高校卒。74年東京大学経済学部卒業。78年エール大学大学院博士課程修了(指導教官はジェームズ・トービン)。88年東京大学助教授。93年同教授。2009年同学部長を経て現職。小泉内閣、麻生内閣で経済財政諮問会議民間議員。主な著作に『デフレーション-“日本の慢性病”の全貌を解明する』(日本経済新聞出版社、2013)、『いまこそケインズとシュンペーター』(ダイヤモンド社、09)、『転換期の日本経済』(岩波書店、1999)、『日本経済とマクロ経済学』(東洋経済新報社、92)など。