2月27日(金)第4105回 国際基督教大学客員教授  八代 尚宏

労働市場の改革には、単なる規制緩和ではなく、多様な労働者間の利害を調整する新たな規制の構築が必要です。解雇のルール、労働時間の規制、女性管理職増加、等の課題を軸に岩盤規制に切り込んでいただきます。

講師略歴

1946年生まれ。1968年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業、1970年東京大学経済学部卒業し経済企画庁入庁。在職中の1981年にメリーランド大学経済学研究科修了。経済学博士号取得。上智大学国際関係研究所教授、日本経済研究センター理事長、国際基督教大学教養学部教授を経て現職。
主な著書に『反グローバリズムの克服-世界の経済政策に学ぶ-』(新潮選書、2014年)、『社会保障を立て直す 借金依存からの脱却』(日本経済新聞出版社、2013年)、『規制改革で何が変わるのか』(ちくま書房、2013年)、『日本経済論・入門—戦後復興からアベノミクスまで』(有斐閣、2013年)、『労働市場改革の経済学 正社員「保護主義」の終わり』(東洋経済新報社、2009年)など。