12月19日(金) 第4097回 三菱UFJモルガン・スタンレー証券景気循環研究所所長 嶋中 雄二氏

嶋中雄二

2014年は消費増税や天候不順、欧州・中国景気の失速もあり、「ミニ景気後退」の年でした。しかし、10月末の日銀追加緩和以降、為替・株式市場中心に新たな流れが出て来ました。15年は設備投資循環の上昇局面が続く中、改めてアベノミクスの真価を検討します。

講師略歴

1955年東京生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業。三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。83年同行を退職後、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程入学(86年修了)、仏リヨン経営大学院留学、米スタンフォード大学フーバー研究所Visiting Scholar。89年三和総合研究所主任研究員、2000年同投資調査部長兼主席研究員、07年三菱UFJ証券参与、景気循環所長を経て現職。近著に『これから日本は4つの景気循環がすべて重なる。ゴールデンサイクルⅡ』(東洋経済新報社、13)がある。