12月5日(金)第4095回 慶應義塾大学名誉教授  小此木 政夫氏   ☆共催 アジア平和貢献センター

民主主義と市場経済を共有した後の日韓関係の現状を検討し、新しい共生戦略を考えます。特に、中国の大国化に伴う韓国外交政策の再編成、日韓歴史摩擦の構造化と複雑化などを分析し、2015年以後のあるべき関係を解明します。

 講師略歴

1945年生まれ。69年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。72年韓国・延世大学校政治外交学科博士課程研究生、78年慶應義塾大学法学部助教授、82年ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所、85年同教授、87年法学博士(慶應義塾大学)、96年日韓共同研究フォーラム日本側座長(~05年3月)、2000年現代韓国朝鮮学会会長(~04年11月まで)、05年慶應義塾大学法学部長・法科研究科委員長(~07年9月)、11年慶應義塾大学名誉教授、14年九州大学客員教授。主な著書に『転換期の東アジアと北朝鮮問題』(共編著、慶応義塾大学出版会、12)、『東アジア地域秩序と共同体構想』(共編著、慶応義塾大学出版会、09)、『危機の朝鮮半島』(編著、慶応義塾大学出版会、06)など。