国内投資を活発化させるための成長戦略がなんら成果を上げないまま、増税のみが粛々と進められています。増税の痛みを和らげるために再び財政が肥大し、財政のさらなる悪化を招くことになるでしょう。少子高齢化が進む中で、経済の弱体化と重税が後に残されることになりかねません。いま必要なのは。日本経済の現実を冷静に見極めて実行可能な長期展望をしっかり描くことです。将来の展望を切り開くためには既得権益の岩盤を突き崩さなくてはなりませんが、その恩恵にあずかる勢力に国の将来をゆだねるわけらは行きません。本日は熊野氏に日本経済の10年後を展望していただきます。