11月7日(金) 第4091回 国際大学学長 北岡 伸一氏

 

今、アメリカないし欧米主導の国際秩序は大きく変わりつつあります。今後の国際秩序は、どのようなものになるか。アメリカと中国の関係はどうなるか。その中で日本はどのような安全保障政策をとるべきか、歴史の中で考えます。

講師略歴

1948年4月20日生まれ。奈良県出身。1971年3月、東京大学法学部を卒業後、1976年、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)1981-1983年、プリンストン大学国際問題研究所客員研究員、1985年、立教大学教授を経て、1997-2004年、東京大学法学部教授を務める。2004-06年には特命全権大使・国際連合日本政府次席代表を務めた。2012年10月より国際大学学長も務める。2013年9月より内閣官房「安全保障と防衛力に関する懇談会」座長。著書に『日本陸軍と大陸政策―1906-1918年』(東京大学出版会、1978年)、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』(中央公論新社、2007年)、『自民党-政権党の38年』(中公文庫、2008年)、『日本政治史―外交と権力』(有斐閣、2011年)など。