安倍政権は9月に初めての内閣改造を行い、本格長期政権への基盤強化を着々と進めながら、改めて経済最優先を掲げて、来るべき消費税率再引き上げに対処しようとしています。が、過去1年間の政権の重点は明らかに経済ではなく、安全保障問題に偏っていたと言えるでしょう。今春の消費増税の影響がなお尾を引く中で、再増税への道筋を開くだけの景気の力強さが確認できるのかどうか。そして、何よりも国内の投資拡大につながる経済政策が打てるのかどうか。本日は星氏に安倍政権の行方を占っていただきます。