5月16日(金) 第4071回 早稲田大学政治経済学部教授 原田 泰氏
年明け以降、株価は軟調な局面が増える一方、消費増税後の景気減速の声も聞かれだしている。そんな中で、安倍政権の「3本の矢」を検証しながら、ここからの課題について展望します。
講師略歴
1950年生まれ。74年東京大学農学部農業経済学科卒業後、経済企画庁入庁。78年East West Center, Hawaii大学留学、経済学修士。95年経企庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、2002年経済社会総合研究所総括政策研究官。04年大和総研専務理事チーフエコノミストなどを経て12年4月より現職。2012年経済学博士(学習院大学)。近著に『昭和恐慌と金融政策』(共著、日本評論社、12)、『震災復興 欺瞞の構図』(新潮新書、12)、『なぜ日本経済はうまくいかないのか』(新潮選書、11)、『日本はなぜ貧しい人が多いのか』(新潮選書、10)、『世界経済同時危機』(共著、日本経済新聞出版社、09)、『日本国の原則』(石橋湛山賞、日本経済新聞出版社、07、文庫=10)。