五月はさつきとも読みます。で、五月晴れもさつきばれですが、若い人なら半数以上が「ごがつばれ」でしょうか。五月晴れというと5月のさわやかな晴天を思い浮かべがちだし、今はそういう意味も確かにありますが、元々は旧暦五月の梅雨の晴れ間のこと。五月雨(これも「さみだれ」と読む人の数は減る一方か?)が旧暦五月の梅雨のことなのと同じです。ところで五月雨を「さつきあめ」と読まないのはなぜか。「さ」+「水垂れ」が語源ともいうので、五月雨は後からの当て字らしい。ものの本で確かめるのも一興かもしれません。そういえば「五月蝿い」などという言葉を見ることはめったになくなりました。これなど当て字の最たるものです。ともあれ梅雨や蝿までにはもう少し間がありそうで、行楽シーズンはまだしばらく続きます。もっとも沖縄には雨マークが目につくようになりましたけれども。
さて今週は寺島実郎さんが何を話されるか、楽しみです。来週は辺真一さんが日朝会談の行方など深層をえぐります。ご家族でお出かけください。
今日の映画は「おじいちゃん、大活躍」特集で「僕のピアノコンチェルト」です。
来週月曜の会員総会、ご出席をお待ちします。