10月26日(金) 第4001回 資源・環境ジャーナリスト・谷口正次氏
海洋資源の開発機運が高まり、特に太平洋では「場所取り」「囲い込み」「技術優位性の確保合戦」が激化しています。トップランナーだった日本の今後はどうなる? 屈指の事情通による驚くべき最新事情です。
講師略歴
1938年東京都生まれ。60年九州工業大学鉱山工学科卒。小野田セメント入社。87年資源事業部長、鉱物資源関係事業を手がける。93年常務取締役。96年秩父小野田専務取締役。98年太平洋セメント専務取締役。国連大学ゼロエミッション・フォーラム産業界ネットワーク代表理事。千葉商科大学大学院客員教授。海外の金属鉱山現場で取材を重ねる。著書に『教養としての資源問題』(東洋経済新報社、11)、『メタル・ストラテジー』(同、09)、『次に不足するのは銅だ』(アスキ-新書、08)、『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報社、08)、『入門・資源危機』(新評論、05)、『資源採掘から環境問題を考える』(海象社、01)。