7月6日(金) 第3989回 麗澤大学教授、評論家 松本 健一氏

大震災後に歩き直した東北3県と幕張、浦安の液状化地域。海岸線は大津波や地震をどう語りかけていたのか。3.11当時、内閣官房参与だった際の体験と内外での知見によって確信した「復興のかたち」とは。

講師略歴

1946年群馬県生まれ。68年東京大学経済学部卒業。70年『若き北一輝』を発表。74年法政大学大学院博士課程修了。94年麗澤大学教授。近著に『昭和史を陰で動かした男』(新潮選書、12)、『海岸線は語る』(ミシマ社、12)、『海岸線の歴史』(ミシマ社、11)、『松本健一講演集』(人間と歴史社、~11)、『藤沢周平が愛した静謐な日本』(朝日文庫、10)、『三島由紀夫と司馬遼太郎』(新潮選書、10)、『明治天皇という人』(毎日新聞社、10)、『日本のナショナリズム』(ちくま新書、10)、『松本健一伝説シリ-ズ』(辺境社、~10)、『畏るべき昭和天皇』(毎日新聞社09、新潮文庫、11)、『北一輝の革命』(現代書館、08)、『泥の文明』(新潮選書、06)、『評伝 北一輝』(全5巻、岩波書店、04=毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞)、『評伝 斎藤隆夫』(東洋経済新報社、02、岩波現代文庫、07)、『日本の近代 開国・維新』(中央公論社、98=吉田茂賞受賞)、『近代アジア精神史の試み』(中央公論社、94=アジア太平洋賞受賞)。