【編集後記】 岸田首相念願の広島サミットがおわり、いよいよ解散総選挙という運びになるのでしょうか。いつもながら解散が首相の一存でできるという憲法解釈の捻じ曲げをいつまでつづけるのかまことに嘆かわしいかぎりです。が、自民党の党組織の劣化がひたひたと押し寄せている現実に目をつぶっているらしいことも恐るべき蒙昧というべきでしょう。
次号は飯尾潤氏「岸田政権の強みと弱み」、河野龍太郎氏「グローバルインフレと銀行破綻の行方」、歳川隆雄氏「衆院解散・総選挙は7月、9月のいずれか!」、加藤出氏「植田新総裁率いる日銀の課題と正常化の行方」を掲載予定です。